『憧れる』の使い方や本来の意味を紹介します。

 

『憧れる』の由来(語源)や例文、『焦れる』との違いについても解説します。

 

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憧れるとは?本来の意味を由来(語源)からひも解く

漢字は書けなくても、『憧れる』の意味は知っているという方が多いですね。

 

『憧れる』とは、理想的な存在に対して心が惹かれることを意味する言葉です。

 

『物事』を『憧れ』の対象として使うこともありますが、一般的には『人物』に対して『憧れる』を使うことが多いです。

 

『憧れの人』は、決まり文句の文章といえるでしょう。

 

ただし、『憧れる』の本来の意味は別にあります。

 

『憧れる』の由来(語源)は、本来だと『憧れ』→『あくがる』を意味します。

 

『あくがる』の『あく』は場所、『かる(がる)』は離れることを指しています。

 

つまり、『その場所を離れて別の所へ行く』ことが、『憧れる』の本来の意味だと言われているのです。

 

憧れるの意味はさまよい出る?

『憧れる』の由来を知ったあとなら、『憧れる』の意味は『さまよい出る』であるとも解釈することができるでしょう。

 

『あくがる』には様々な解釈があり、『身体はその場所から離れられないけど、想いだけはその所へ行く』といった意味で捉えることもできるようです。

 

分かりやすく漢字に直すなら、幽体離脱のことですね。

 

この解釈が必ずしも正しいわけではありませんが、それなら『さまよい出る』の意味もしっくりきますね。

 

憧れるの類語、対義語

『憧れる』の類語は、『相手に対する敬意』を意味する漢字となります。

 

つまり、『慕う』『敬する』『崇める』の言い回しが『憧れる』の類語となるでしょう。

 

また、『憧れる』の対義語(反対語)は、『憧れる』の意味をどう解釈するかでニュアンスが違ってくるかもしれません。

 

例えば、『敬意』のような意味で『憧れる』を使っているのなら、『蔑む』が適切な対義語でしょう。

 

ただ、『蔑む』にも類語はたくさんありますし、『憧れる』に『愛情』を含んだ意味で使っているのなら、また別の解釈が必要かもしれません。

 

とはいえ、一般的には『蔑む』が『憧れる』の対義語として適切となります。

 

憧れると焦れるの違い(焦がれる)

『憧れる』と『焦れる(焦がれる)』の違いについて紹介します。

 

『恋焦がれる』という言葉もあることから、『焦れる』も相手(対象)に想いを寄せている文章として使うことができます。

 

また、なりたいものに対しても使うことができるため、性質は『憧れる』に似ているかもしれません。

 

ただし、『焦れる』のほうは願望が強いときに使われる言葉となります。

 

『芸能人に憧れる』なら「芸能人っていいなー」という意味になりますが、『芸能人に焦れる』だと「芸能人に絶対なりたい」という文章になるのです。

 

そのため、『憧れる』と『焦れる』の違いは、対象となる存在を敬愛するだけか、目指したいのかの違いといえるでしょう。

 

憧れるの使い方を例文で解説

『憧れる』の使い方を例文で解説します。

 

『憧れる』には本来の意味もありますが、今回は現在もっとも利用されている意味の使い方を紹介していきます。

 

 

例文

彼は若くして社長になった。万年ヒラ社員の私にとっては憧れの人だ。

 

 

『憧れる』は、人物を対象とすることが多いです。

 

自分にはない価値を持つ相手ほど、人は憧れを抱きます。

 

例文に登場する『私』にとっては、『役職』が『憧れ』の対象となるようですね。

 

 

例文

退職した私は、思い切って都会から引っ越した。今日から憧れの田舎生活だ。

 

 

『憧れる』の対象は、物事に当てはめることも可能です。

 

慌ただしい都会で暮らしてきた『私』にとって、田舎生活は『憧れる』対象となったようです。

 

このことからも分かるように、『憧れる』存在は手にするまでずっと『憧れ』となります。

 

『憧れる』存在を手にしたあとにどう感じるかは、その人の生き方によって違ってくるかもしれませんね。

 

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まとめ

『憧れる』とは、理想的な存在に対して心が惹かれることを意味する言葉です。

 

しかし、由来(語源)を遡ると、本来の意味は『あくがる』となり、『その場所を離れて別の所へ行く』を意味します。

 

『さまよい出る』や『気持ちが離れる』という解釈ができるため、従来の意味とは異なります。

 

ただし、現在は『理想的な存在』に対して使われるのが一般的となっていますので、『憧れる人』『憧れる場所』としての使い方が正しい日本語となっているのです。

 

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