『逆三角形』という文章構成があるのをご存知でしょうか?

 

新聞の書き方でよく聞く言葉ですが、どんなルールで構成されたものなのかを解説します。

 

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文章の逆三角形とは?

『逆三角形』を解説するにあたって、まずは基本的な文章の書き方を紹介する必要があります。

 

本来、文章とは起承転結で書き出す構成が望まれます。

 

何故、それがこったのかを記し、その内容をける形で解説したあと、物語に機が訪れ、最終的に物語が結する……といった文章の構成が、人を惹きつける文章の書き方だからです。

 

しかし、『逆三角形』は起承転結とはまったく反対の文章構成を意味します。

 

つまり、『結論』が先にきて、次にその内容を『説明』し、最後に『補足説明』といった流れが『逆三角形』のルールとなります。

 

もちろん、どんな文章にも使えるわけではありません。

 

『逆三角形』は、主に新聞やビジネス文書を書く場合に効果的な文章構成なのです。

 

とくに、新聞では事実を明確に伝える必要があります。

 

起承転結のように、物語を味わってもらうための構成では、本当に伝えたい事実が分かりづらくなってしまいます。

 

なので、まずは結論を書くことで、伝えたいことを明確に表現することができます。

 

先に結論を書くと、その後の説明を短くまとめることもできるため、すっきりした文章を表現することが可能です。

 

そのため、決められた字数で文章を書く新聞では、『逆三角形』は必要な文章構成といえるのです。

 

新聞の書き方と構成(ルール)

それでは、通常の文章を『逆三角形』の書き方に直してみましょう。

 

例文を実際に直してみることで、構成のルールが分かりやすくなります。

 

 

例文

「〇〇商事が不祥事を起こしました。どうやら、まったく違う材質を使って製造していたらしいです。〇〇商事との取引をやめて、他の会社から商品を購入しなければなりません」

 

 

ビジネスシーンでは、ときどき起こってしまう事態かもしれませんね。

 

ただ、上司に報告する際には、結論から先に伝えたほうが良いでしょう。

 

 

例文

「〇〇商事との取引をやめて、他の会社から商品を購入する必要があります。〇〇商事が不祥事を起こし、まったく違う材質を使って製造していたのです」

 

 

このように、結論から報告したほうが伝えたい内容がハッキリします。

 

 

例文

政府のトップが国民の税金を私的に使用したことが原因で、大規模なデモが各地で行われた。

 

 

もちろん、こういった文章でも間違いではありません。

 

しかし、新聞ではこういった文章を『逆三角形』で構成し、最初に結論を紹介します。

 

 

例文

大規模なデモが各地で行われた。政府のトップが国民の税金を私的に使用したことが原因だ。

 

 

この例文は短いですが、500字以上で構成された文章なら、最後に結論が来てしまうと何を伝えたいのか分からなくなります。

 

それこそ、記事の冒頭に『不正した理由』や『いくらの金額が使われたのか』などの補足説明が先に来てしまうと、その結果に何が起こっているかが不明瞭になってしまうのです。

 

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まとめ

文章の『逆三角形』とは、『結論』→『説明』『補足説明』の順番で書く文章構成です。

 

結論を冒頭に書くことで、内容がスムーズに入ってきます。

 

その理由については、こちらの記事でも解説します▼

本題より先に述べることの効果とは?

 

そのため、新聞やビジネス文書では、『逆三角形』はよく使われる文章構成となります。

 

もちろん、結論を強調したいときには、『逆三角形』を使って文章を構成しても良いでしょう。

 

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