文章を書こうとすると、たびたび「あれ、これって大丈夫かな?」と思ってしまうことがありますよね。

 

同じ言葉を繰り返す文法も、そんな疑問の1つといえるでしょう。

 

文章の中で同じ言葉を繰り返すのは文法として良くないのか、解説していきます。

 

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同じ言葉を繰り返すのは文法として良くない?

文章で同じ言葉を繰り返すとは、どういった文章なのでしょうか?

 

まずは、こちらの例文をご覧ください。

 

 

例文

僕はダブルベッドを購入した。友達にはツインベッドを勧められたが、ダブルベッドのほうが新婚の僕たちにはピッタリだろう。

 

 

意識していないと書いてしまいがちな文章ですが、ここには『ダブルベッド』という言葉が二回も使われています。

 

『ダブルベッド』と『ツインベッド』の違いについて説明しているので、「明記しないと分からなくなるのでは?」と思い、このような文章を書いてしまう方が多いです。

 

確かにそれも一理ありますが、そのせいでこの文章には『ベッド』の言葉が三回も使われており、読み手からすれば長い文章に見えてしまいます。

 

つまり、文章で同じ言葉を繰り返すのは日本語の文法として間違いではありませんが、残念ながら読みづらい文章になってしまうのです。

 

ただ、こういった文章を改善するのはとても簡単です。

 

問題の箇所を取り除くだけでスッキリとした文章に直すことができます。

 

 

例文

僕はダブルベッドを購入した。友達にはツインを勧められたが、ダブルのほうが新婚の僕たちにはピッタリだろう。

 

 

どうでしょうか。内容はまったく同じなのに、さきほどよりもスッキリした文章に見えると思います。

 

最初に『ダブルベッド』の言葉を使ってしまえば、あとは『ツイン』『ダブル』とだけ書かれていても、読み手は『ベッド』の用語だと理解してくれるのです。

 

読み返すことで同じ言葉をチェックしていく

同じ言葉を繰り返し使ってしまうことは、誰にでもありがちなミスです。

 

こういった文章は、読み返すことで簡単に改善できます。

 

同じ言葉を使っているほとんどの文章は、この作業を怠っているといえるでしょう。

 

まずは例文を確認し、どこが同じ言葉を繰り返しているのかチェックしていきましょう。

 

 

例文

ソフトクリームが大好きだ。ソフトクリームさえあれば、他の食べ物はいらない。味がついているソフトクリームは邪道だ。本物のソフトクリームとはバニラ味のことを指すのだから。

 

 

考え方も偏っていますが、文章の偏りも尋常ではありませんね。

 

『ソフトクリーム』という言葉が繰り返し使われており、もはやその単語にしか目が行きません。

 

この場合は『ソフト』と短くするのではなく、ごっそりと削除してしまったほうが良いです。

 

 

例文

ソフトクリームが大好きだ。これさえあれば、他の食べ物はいらない。味がついているものは邪道だ。本物はバニラ味のことを指すのだから。

 

 

先ほどよりも、話者の伝えたい内容がハッキリと表現できるようになりました。

 

『文章の中で同じ単語は使わない』と覚えておけば、同じ言葉を繰り返すことはなくなります。

 

では、続いての例文はどうでしょうか?

 

 

例文

私はどうしても納得がいかない。あの二人が最初から結託していたとは、どうしても思えないからだ。私は、彼女らがたびたびケンカしているところを何度も見てきた。私は、その関係がずっとひっかかっていたのだ。私が思うに、これは共犯ではなく脅されてやったのではないだろうか?

 

 

この例文は、一見すると繰り返し使われている言葉がないように見えます。

 

ところが、この文章には同じ言葉が四回も使われているのです。

 

それは、主語の『私』です。

 

主語となる言葉もまた、繰り返し使うことで読みづらい文章に見えてしまうのです。

 

 

例文

私はどうしても納得がいかない。あの二人が最初から結託していたとは、どうしても思えないからだ。彼女らがたびたびケンカしているところを何度も見てきた。その関係がずっとひっかかっていたのだ。おそらく、これは共犯ではなく脅されてやったのではないだろうか?

 

どうでしょう。文中の『私』を三つ抜きましたが、文章として読むことができるはずです。

 

何故なら、この文章で登場するのは『私』だけだからです。

 

一人しか登場していない文章なので、事あるごとに『私』を強調しなくても良いのです。

 

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まとめ

同じ言葉を繰り返す文章は、文法として問題があるわけではありません。

 

しかし、同じ言葉が文章の中で何度も登場すると、読み手は読みづらさを感じてしまいます。

 

抜いても読むことができる言葉なら、抜いてしまったほうがいいわけですね。

 

他にも、こういったところを気にしながら文章を書くと、読みやすい文章となります▼

語尾の連続は避ける

『の』『が』を連続で使わない

 

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