『面黒い』とは、どういう意味があるか知っていますか?

 

『面黒い』の意味や使い方、例文を紹介します。

 

『面黒い』の語源となるトリビア、対義語についても解説していきます。

 

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面黒いの意味とは?語源のトリビア

『面黒い』に似た言葉といえば、『面白い』ですよね。

 

実は、『面黒い』とは『面白い』の意味を持つ言葉となります。

 

漢字は違えど、まったく同じ意味を持つのです。

 

『面黒い』の語源に繋がるトリビアを説明すると、江戸時代で『面白い』ことを洒落て『面黒い』と表現していたそうです。

 

ただし、『面黒い』にはまったく異なる意味もあります。

 

なんと、『面白い』の反対である『面白くない』という意味でも使うことができるのです。

 

『白』が『面白い』なら、『黒』は『面白くない』という分かりやすい解釈ではありますね。

 

こちらの意味だと、おもに俳句や川柳で使われることが多いです。

 

面黒いの類語、対義語(反対語)は?

『面黒い』の類語は、『面白い』の類語と同じになります。

 

意味がまったく同じなら、言い回しも当然同じだからです。

 

ただし、『面黒い』の対義語(反対語)は間違いなく『面白い』でしょう。

 

意味はもちろんのこと、漢字の作りも反対を連想させるからです。

 

類語と対義語が同じになるという特殊な漢字となります。

 

面黒いの使い方を例文で解説

『面黒い』の使い方を例文で解説します。

 

『面白い』と使い方が同じなので、例文もそれほど大きくは変わりません。

 

しかし、『面黒い』は反対の意味で使うこともできるため、文章の解釈には注意が必要です。

 

 

例文

彼の小説を読んだが、起承転結が無茶苦茶で小学生の作文のようだった。これは面黒い内容だと言わざるを得ない。

 

 

『面黒い』の言葉が出てきたら、まずは前後の文章をしっかりと読み、どちらの意味で使われているかを判断します。

 

『小学生の作文のようだった』と表現されているため、この例文では『面白くない』意味で使われていることが分かりますね。

 

さて、続いては、もっともいけない例文を紹介します。

 

 

例文

久しぶりに、お笑い芸人『鉛筆トリオ』の漫才を観に行ったが、彼らの面黒さは相変わらずだった。

 

 

笑いのツボは人それぞれ違いますので、この『鉛筆トリオ』が話者にとって『面白い』存在かどうかは、読み手には一切分かりません。

 

そんな文章に『面黒さ』と使われてしまっては、どちらの意味で解釈をすれば良いのか、検討もつかないのです。

 

もっとも、『観に行った』と書かれているため、おそらくは『面白い』からお金を払ってライブに訪れたと解釈するのが普通でしょう。

 

しかし、冒頭には『久しぶり』と書かれていますので、冷やかしで行ったことも否定できません。

 

やはり、この例文は『面黒い』と表現してしまうと、誤解を招いてしまう文章といえるでしょう。

 

 

例文

彼のブラックジョークは的を射ており、私にとっては面黒い話だった。

 

 

この例文では『的を射ており』と評価しているため、この場合は『面白い』意味で『面黒い』が使われていることが分かります。

 

個人的な意見ではありますが、ブラックジョークのようにすべての人が『面白い』と感じなくても、一部の相手に受け入れられる『面白さ』を『面黒い』と表現すると、洒落た文章に見えるかもしれませんね。

 

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まとめ

『面黒い』とは、『面白い』の意味とまったく同じです。

 

しかし、反対の『面白くない』という意味も持ちます。

 

そのため、文章に『面黒い』と書かれていたら、前後の内容を読んで意味を判断する必要があります。

 

『面黒い』は類語も対義語も『面白い』となる、特殊な言葉といえるでしょう。

 

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