文章の組み立て方は、小学生のときに覚えるものです。
しかし、大人になるとすっかり忘れてしまった方、結構いますよね。
そんなとき、わざわざ『主語+動詞』といった、日本語の覚え方なのか、英語の文法なのか、分からなくなるような組み立て方を覚え直す必要はありません。
文章の組み立て方は、もっと簡単に覚えることができます。
文章の組み立て方が苦手な理由
文章の組み立て方が苦手な理由……それは何を書けば良いのか分からないからです。
しかし、書くことはすでに決まっているはずです。
例えば、あなたが相手の自宅にお邪魔することを尋ねる文章を書きたいとします。
それなら、『誰が』『どこに』『何をする』のかを順番に書けば良いです。
例文
私は、あなたの自宅に行きたいです。
どうでしょう。まずは相手に伝わる文章ができたと思います。
しかし、こんな書き方をする手紙は見たことがないですよね?
テストで100点を貰うならこれでも良いですが、ときに主語は省くことができます。
何故なら、あなたが送っている手紙ですので、『私』以外に誰も行かないからです。
ただし、登場人物が複数いるときは書かないと分からなくなることもあるので注意しましょう。
例文
あなたの自宅に行きたいです。
さて、これで伝えたい本文はできましたが、いきなり「あなたの自宅に行きたいです」と言われたら、あまり印象は良くないですよね。
それなら、挨拶が必要だと気づくはずです。
例文
寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
最近、お会いしていないので、来月にでもあなたの自宅に伺いたいです。
挨拶を付け加えたので、本文もそれに合う文章に変更してみました。
前後の文章に繋がりができているかを確認することも、文章の組み立てには必要なことです。
組み立て方の基本とは、相手に意味が通じる文章を書くことです。
これさえ分かっていれば、文章の組み立ては簡単です。
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基本的な手順が7つのステップに分かれており、流れに沿って文章の書き方を覚えることができます。
まとめ
文章の組み立て方は、相手に伝わる文章を意識すれば、それほど難しくありません。
ただし、相手に伝わる文章を書くためには、どうやったら相手に伝わる文章が書けるのかを知る必要があります。
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