文章がうまく書けない人には、ある共通点があります。
その共通点だけ直せば、文章は自然と上達していきます。
大人(社会人)になっても文章がうまく書けないストレスを抱えているなら、ぜひ今日から克服しましょう。
文章がうまく書けない大人(社会人)が抱えるストレス
文章がうまく書けないのは、ストレス以外の何物でもありませんよね。
何故なら、その事実を他人に指摘されることが多いからです。
「社会人になってもうまく書けないの?」「いい大人の文章じゃないよ」と言われると、ムッとしてしまいますよね。
こっちからすれば、ちゃんと日本語で文章を書いており、そんなことを言われる筋合いはないです。
ですが、ここに文章をうまく書けないポイントが隠れているともいえるでしょう。
文章とは、自分が読むだけで終わりではなく、誰かに見せることを目的として書く必要があるからです。
つまり、相手に伝わらなければ、その文章はうまく書かれていないことになってしまいます。
『相手が読める文章』=『うまく書けた文章』であることを、まずは自覚するところから始めましょう。
文章がうまく書けない人の共通点
文章がうまく書けない人の共通点を見つけることができれば、どこを直すべきかが自然と分かります。
まずは、自分に何が足りないのかをしっかりと自覚する必要があります。
人の文章を読む
文章がうまく書けない人のほとんどは、人の文章をちゃんと読んだことがありません。
読書感想文を書くのなら、評価された人の感想文を読まなければなりません。
ビジネス書を書くのなら、ビジネス書の書き方が記された書籍を読まなければなりません。
何も参考にしたことがない文章はオリジナルではなく、ただの身勝手な文章です。
人に読ませることを目的とした文章を書くのなら、自分が書きたいジャンルのプロを参考にするべきです。
書き方とは、参考文献を読むだけで身につくものなのです。
自分だけが理解できる言葉のみで表現している
次に多いのが、自分だけが理解できる言葉のみで文章を表現している人です。
自分が読める言葉でも、相手には伝わらない言葉があります。
例えば、若者言葉は30代以上の相手に使っても理解されづらいです。
反対に、専門用語ばかりだと一般の人には難解な文章となります。
常に、誰でも読める文章を心がける必要があるのです。
書き上げた文章を読み直ししていない
書き上げた文章を読み直ししていないことも、相手に読ませる文章としては不適切です。
これは何も、誤字脱字をチェックするだけの話ではありません。
読み直しすると、1度書き上げたときと比べて冷静に文章を見ることができます。
そのため、「この言葉は違う表現にしたほうがいいな」と気づくことができ、文章の質を高めることができます。これを推敲といいます。
いかに推敲が重要かは、こちらでも紹介しています▼
文法が間違っている
最後に、それでも文章が変だと思ったときは、文法の間違いを疑うべきです。
ほとんどの人が「自分の文法が間違っているのかな?」と思いがちですが、小学生で習っていることができれば文章は作ることができます。
できていないのは、あくまで『人の文章を読む』『他人が理解できる言葉を使う』『推敲する』なのです。
これらができているのなら、ようやく文法が問題であると判断すべきです。
文章の基本的な書き方はこちらで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください▼
文章がうまく書けるようになるオススメの書籍
『文章がうまく書けない』と思っている方にオススメするのが、『「うまく」「はやく」書ける文章術』です。
『うまく書ける文章』と『はやく書ける文章』は、実はイコールで結ぶことができます。
文章を上達させたいなら、これ以上の書籍はないかもしれませんね。
まとめ
文章がうまく書けない場合、相手に見せることを考えていない文章の可能性が高いです。
どうすれば相手が自分の文章に興味を持ってくれるか……。それを考えるだけでも、文章はグッと良くなります。
他にも、文章の組み立て方や書き出しを意識することで、うまい文章が書けるようになります▼