「文章力を鍛えたい」

「どうすれば文章力が学べるのだろう?」

 

自分の文章力を鍛えたいと思っても、どうすればいいのか分からない人は多いです。

 

今回は、文章力の正しい鍛え方を紹介します。

 

文章力の意味を履き違えてはいけない

はじめに、文章力の意味を履き違えてはいけません。

 

文章力は、『文章』+『力』からできていますので、『文章を書く力』と思われがちです。

もちろん、そういう捉え方でも間違いではないのですが、『書く力』というよりも正しくは『書ける言葉の量』が文章力に直結します。

 

つまり、言い換える力、比喩のように例える力……。こういった言葉を瞬時に導き出し、文章として書き出せる力が文章力なのです。

 

なので、書く練習は後回しでいいです。

必要なのは書ける言葉の量を増やす作業となります。

 

ただし、基本的な文章の書き方が頭に入っていなければ意味がありません。

正しい文章の書き方を知らなければ、いくら言葉の量を増やしたところで、どこに当てはめていいのか分からないからです。

 

文章力の意味

  • 正しい文章の書き方ができる
  • 書ける言葉の量が多い

 

まとめると、この二つがなければ文章力があるとはいえません。

 

まずは、基本的な文章を書けるようになりましょう。

 

基本的な文章の書き方は、こちらで解説しています▼

文章の書き方

 

では、あと一つの『書ける文章の量が多い』はどうやって鍛えれば良いのでしょうか?

 

それこそ、文章力を鍛える正しいノウハウとなります。

 

文章力を鍛える正しいノウハウ

文章力を鍛える正しいノウハウ。

それは効率よく言葉を増やしていく作業のことです。

 

その勉強法としてオススメしたいのが、読む癖をつけることです。

現代人は、活字離れが深刻になっています。

 

「最近、新聞に目を通していますか?」

「書籍を読んでいますか?」

 

そして、読むジャンルは一つに絞ってはいけません。

書ける文章の量を増やすということは、あなたの知らない言葉を学ぶ作業だからです。

ときには、苦手だと思っているジャンルも読むようにしましょう。

 

こうすることで、あなたの中の語彙は増えていきます。

『語彙力』=『文章力』なのです。

 

分からない言葉を見つけたら、「この言葉の意味は何だろう?」「どうやって使うのかな?」と考え、必ず覚えるようにしましょう。

 

では、語彙を増やす工程を具体的に紹介しておきます。

 

語彙を増やしていく工程

  1. 自分が知らない新しい言葉を探す
  2. その言葉の類義語を深掘りする

 

語彙を増やすとは、この工程を繰り返す作業となります。

 

そして、ときには知っている言葉の類義語を深掘りすることでも新たな発見があります。

 

例えば、『例文』という類義語を知っていますか?

場合によっては、『模範例』と書いたほうがしっくりくる文章もあります。

 

こういった知識を増やしていくことで語彙力が鍛えられ、最終的には文章力へと結びつくのです。

 

文章力の基本が学べるオススメの書籍

 

文章力の基本が学びたいなら、『文章力の基本』の書籍がオススメです。

 

『文章力を鍛えるにはどうすればいいのか?』が分かりやすく紹介されています。

 

実践的な内容が書かれていますので、読んだらすぐに試したくなるはずです。

 

文章力の基本の詳細を確認する

まとめ

文章力は、文章を書く力です。

 

ですが、文章を書くためにはたくさんの言葉を知っていなければいけません。

 

最初から書く練習をするのではなく、まずはしっかりと語彙を増やすところから始めていきましょう。

 

また、有名な作家の文章に触れることでも、文章力を鍛えることができます▼

文章の天才から書き方を学ぶ