文章は、人によって表現方法が異なります。

 

ときには、年齢を重ねることで書けるようになる文章だってあるでしょう。

 

そのため、人によっては「文章は芸術だ」と考える方も多いようです。

 

もちろん、その考え方は間違いではありません。

 

しかし、文章に『芸術的な表現』や『芸術性』を意識して書く必要はないといえるでしょう。

 

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芸術的とは?

芸術的とは、独得の表現様式によって美を創作・表現する活動もしくは作品を指す言葉です。

 

芸術の表現方法としてあげられるのが、文芸・絵画・彫刻・音楽・演劇となります。

 

この中にある文芸こそ、文章の表現様式で指すものですね。

 

ここから分かることは、文章にも芸術的な要素が存在するということです。

 

ただし、ここで一つ考えて欲しいことがあります。

 

文章に芸術性は必要なのか?

では、文章という表現様式に芸術性が認められているからといって、文章の芸術性を重視して構成しなければならないのでしょうか?

 

おそらく、答えはNOでしょう。

 

何故なら、多くの読み手は書き手に芸術性を求めていないからです。

 

事実を記して欲しいビジネス文書に、芸術性な文章が必要でしょうか?

 

近況報告の手紙に、芸術性の一文を書き加える必要があるでしょうか?

 

読書感想文で相手の作品を評価するのに、同じく芸術性の言葉で褒める必要があるでしょうか?

 

このように、あらゆる場面においても、文章に芸術性は不要なのが分かります。

 

しいて芸術性が必要な文章といえば、小説を綴るときぐらいです。

 

ただし、ここでも書き手が意識して芸術性を盛り込むのは、不自然であるといえるでしょう。

 

何故なら、その作品が芸術的だと評価するのは、あくまで読み手だからです。

 

人から評価されたいと考えて意図的に生み出された文章は、もはや芸術とは呼べません。

 

書き手が本当に表現すべきなのは、自分なりの言葉で文章を綴ることです。

 

分かりやすくいえば、自分の個性を文章に反映させれば良いのです。

 

そういった文章を書くと、読み手に「あの人らしい文章だな」と思ってもらえるようになります。

 

これこそ、本当の意味での芸術性と呼べるのではないでしょうか?

 

有名作家のファンは、その作家らしい表現方法が楽しみで小説を読み進めます。

 

その評価として、「この人の作品は芸術性がある」と口にするだけなのです。

 

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まとめ

これから書く文章に、『芸術的』とか『芸術性』を意識する必要はありません。

 

意識すべきなのは、あくまで読みやすい文章(相手に伝えることができる文章)です。

 

その文章の中に、巧みな表現(比喩など)を加えることで、自分らしい(個性的な)文章が書けるようになります。

 

そうした文章を相手に評価してもらえたとき、初めて芸術的な文章だと呼ばれるのです。

 

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