漢字が逆になると、ニュアンスが異なる漢字もあります。

 

『筋道』もまた、そんな漢字といえるでしょう。

 

『筋道』の使い方や意味、『道筋』『道理』との違い、類語を例文で解説します。

 

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筋道の意味は?

『筋道』とは、物事を行う場合に踏まなければならない順序を意味する言葉です。

 

難しく表現すれば、物事の道理を『筋道』といいます。

 

そのため、ビジネスシーンではよく使われる言葉となります。

 

仕事の流れを説明する上でも『筋道』は必要なため、『筋道を通す』『筋道を立てる』『筋道をつける』ことを重点的に教えている企業もあるようです。

 

筋道と道筋の違い

さて、もっとも間違いやすい『筋道』と『道筋』の違いは何かを解説します。

 

『道筋』は、『筋道』の漢字を逆にした言葉ですが、ニュアンスが異なってきます。

 

『道筋』とは、コース(通り道)の意味で使われることが多いです。

 

ただし、その意味が転じて『物事の道理』という意味も持っていますので、『筋道』と同じ解釈もできるのです。

 

しかし、『筋道』と同じ意味で使うことはほとんどないため、基本的にはコースの意味で広く使われています。

 

筋道を通すと筋を通すの違い

『筋道を通す』と『筋を通す』の違いについても紹介しておきます。

 

『筋道を通す』とは、『物事の順序を飛ばさずに解説する』ときに使われる言葉です。

 

一方、『筋を通す』とは、難しい表現でいえば物事の首尾を一貫させることを意味します。

 

分かりやすくいえば、『一度決めたことは投げ出さずに最後までやり通す』ことですね。

 

『筋道を通す』も『筋を通す』も、最初の事柄を最後まで続くように行動するわけですが、このようにニュアンスが少し異なる意味を持つのです。

 

筋道と道理の違い

『筋道』と『道理』の違いは、非常に難しいです。

 

何故なら、『道理』とは事柄の正しい理論を意味する言葉からです。

 

理論を相手に説明するためには、『筋道』を解説するわけですから、だいたいの意味は同じといえるのです。

 

ただし、『筋道』は状況の流れを解説するときに使われることが多い言葉です。

 

一方、『道理』は『理論』を説明するわけですので、人の行動や生き方などに使われる場合が適切といえるでしょう。

 

筋道の類語(言い換え)

『筋道』の類語は、冒頭にも説明した『道筋』ですね。

 

他にも、『順序』『手順』『やり方』も『筋道』の言い換えといえるでしょう。

 

英語における類語なら、『メソッド』が適切な言い回しとなりそうです。

 

筋道の使い方を例文で解説

『筋道』の使い方を例文で解説します。

 

『筋道』は、社会人になるとよく聞かれるようになるため、意味や使い方を理解しておきましょう。

 

 

例文

新しいプロジェクトが決まった。しっかりと筋道を立てて、成功に繋げよう。

 

 

会社の期待を背負っているプロジェクトなら、なおのこと成功させなければなりません。

 

効率の良い手順を考えておくことは、プロジェクト成功には必要不可欠でしょう。

 

『道筋を立てる』とは、『物事の手順を決める』という意味合いの言葉ですので、この例文では適切な表現方法でしょう。

 

 

例文

筋道を通って帰宅した。

 

 

『筋道』は『道筋』の意味を持つため、この場合は『コース』として使っているわけですね。

 

そのため、この使い方は間違いではありません。

 

ただし、あまり使われていない表現であることは確かですね。

 

相手の混乱を招きそうな時は、柔軟に『道筋』と書き換えたほうが良いかもしれません。

 

 

例文

相手の要求は筋道が通っている。

 

 

相手を説き伏せるなら、上手く伝わるような手順を説明する必要があります。

 

『筋道が通る』は、効率の良い手順を意味しています。

 

『筋道』は、『筋道が通る』『筋道を通す』と表現することが多いので、ぜひ覚えておきましょう。

 

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まとめ

『筋道』とは、『物事を行う場合に踏まなければならない順序』を意味する言葉です。

 

流れを整理することで、どこで何が起こるかを把握することができます。

 

そのため、『筋道を立てる』ことはビジネスシーンでは重要となります。

 

『筋道を通す』『筋道が通る』は基本的な例文なので、しっかりと使えるようになりましょう。

 

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