『思います』や『考えます』の言い換えに悩む方は多いと思います。

 

作文であれ、レポートであれ、ビジネス書であれ、「思います。考えます……」と語尾が続いてしまうと、どうしても幼稚な文章に見えてしまうのです。

 

そういったときの適切な言い換え、言い回しは何かを解説していきます。

 

思いますの言い換え、言い回しは作文・レポート・ビジネス書すべてに利用できる

形式が異なると、まったく違う文章に見えることがあります。

 

しかし、作文もレポートも、難しいイメージがあるビジネス書でさえ、文末が揃っているのはよくありません。

 

それが本当かどうか、例文で確認すると分かりやすいです。

 

例文

子供に人気の行事はクリスマスだと思います。

プレゼントをもらうことができるのが1番の理由だと思います。

例文

景気が良いのはクリスマスシーズンだと考えられます。

理由は、クリスマスプレゼントを購入する必要があるからだと考えられます。

例文

クリスマスパーティを開催したいと考えております。

予算は5,000円程度を考えております。

 

 

例文のテーマは『クリスマス』であり、上から作文・レポート・ビジネス書となっています。

 

どうでしょうか。たった二行なのに、続きを読みたいとは思えないですよね。

 

このように、文末を揃えるといかに幼稚な文章を醸し出してしまうのかが理解できたはずです。

 

そして、『思います』の言い換えができない理由が知識不足であることも気づくことができるでしょう。

 

これは何も、『思います』の類語である『思われます』『思われてなりません』といった言葉を知っていればいい、という話ではありません。

 

文末の結びとなる言葉を知らないから、『思います』や『考えます』で終わってしまうのです。

 

例えば、作文の二行目なら『その理由は、プレゼントをもらうことができるからです』と直すだけで事足ります。

 

ビジネス書の二行目なら『予算は5,000円程度になることを予めご了承ください』と書けばいいだけの話です。

 

「文末の結びが出てこない!」と思ったら、まずは『です』『ます』を繰り返すところから始めましょう。

 

その後、『~でしょう』や『~かもしれません』といった言葉も使えるようになれば、文末に違和感を持たれることはなくなります。

 

 

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子供のために買ったはずが、親御さんのほうが先に読んでしまう面白さとなっています。

 

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まとめ

『思います』の言い換えができれば、作文・レポート・ビジネス書の文末が豊かになります。

 

そうなれば、読み手に違和感なく読んでもらえるようになるため、正当な評価を得ることができるでしょう。

 

文末が与える影響について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください▼

文章『ました』が連続または同じ語尾は避ける

 

また、文章は口調によっても左右されますので、その仕組みを理解しておくと良いでしょう▼

文章の口調で『ですます、である』の混在はダメなのか?【リズム次第です】