作文を書くとき、「何を書いていいか分からない!」「どういう書き方をすれば綺麗にまとまるの?」と思うことがあります。

 

そんなときは、『いりたまご』のごろ合わせを覚えておくと綺麗な作文を書くことができます。

 

これは読書感想文でも使えますので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。

 

作文の『いりたまご』とは?順番と意味は?

『作文のいりたまご』とは、別に『いりたまご』のテーマを書くという意味ではありません。

 

『いりたまご』はごろ合わせであり、その順番と意味を覚えておくことで作文がスラスラ書けるようになるのです。

 

『い』は意見を意味します。

 

作文は自分の意見を書き表すものですので、ここは分かりやすいですね。

 

『り』は理由を意味します。

 

意見をただ書くだけではいけません。それについての理由を述べると、読み手を納得させることができます。

 

『た』はたとえを意味します。

 

意見や理由を書くまでは小学生でも思いつきますが、それだけでは物足りません。

 

ときには、例え話があったほうが読み手にイメージしてもらいやすいです。

 

『ま』はまとめを意味します。

 

ここは、作文のポイントをまとめていくだけですので簡単ですね。

 

『ご』は誤字修正を意味します。

 

書き終えた作文に誤字脱字がないかチェックし、あれば修正していくことで体裁を整えることができます。

 

以上の頭文字を合わせて『いりたまご』となります。

 

この順番通りに作文を書いていくことで、お手本らしい作文や読書感想文が書けるようになります。

 

では、実際に『いりたまご』の順番で書いてみましょう。

 

例文

僕は小中学校で携帯電話を許可するのは間違っていると思います。

連絡手段は他にもありますし、校内で使えないのなら持っていく意味がありません。

また、携帯電話を持っていないというだけで輪に入れないこともあるようなので、いじめに発展する危惧もあります。

持ち込みを許可するにしても、まずは学校側がどのような対策を取るのかをハッキリさせたほうがいいでしょう。

 

 

これは『いりたまご』を忠実に再現した作文となります。

 

段落ごとに『意見』『理由』『たとえ』『まとめ』と書いており、読みやすい作文になっていますね。

 

少なくとも、自分の意見だけを綴った「~だと思います」「~だと考えます」が続く作文よりは、はるかに完成度が高いといえるでしょう。

 

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まとめ

作文の『いりたまご』は、読書感想文にも応用できる書き方です。

 

『意見』『理由』『たとえ』『まとめ』『誤字修正』の部分がちゃんとできれば、綺麗な作文が書けるようになります。

 

ぜひ、順番と意味を覚えておくと良いでしょう。

 

ただし、作文をうまく書くためには、他にも知っておかなければならない技法があります▼

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