『伝わらない文章』と『伝わる文章』があります。
どちらを書くべきかは明白ですが、文章を書くのが苦手な方には難しい課題のようです。
そんなときは、書き直すポイントを覚えておくと良いでしょう。
伝わらない文章とはどんな文章か?
伝わらない文章になってしまっている理由は、様々なケースが存在します。
まずは、どのケースに当てはまるのかをチェックしていくところから始めていきましょう。
形容詞や副詞が目立つ文章
名詞や動詞をより良くみせるために、無駄な形容詞や副詞が目立っている文章を見かけます。
これらの文章は、読み手からすればありがた迷惑です。
努力すべきなのは、名詞や動詞が際立つような言葉を選んで使うことだからです▼
【文章の書き方】名詞や動詞を際立たせて、形容詞、副詞をなくす
主語が多用されている
主語をつけることで、誰の会話なのかを読み手に伝えることができます。
しかし、無駄に主語が多いと煩わしい文章になってしまいます。
主語は少ないほうが読みやすいのです。
主語の使い方については、こちらで詳しく紹介しています▼
大事な箇所が分かりづらい
文章の中には、必ず相手に伝えたい箇所があるものです。
しかし、それをひらがな、カタカナ、漢字だけで構成すると分かりづらいことがあります。
そんなときは、括弧を使って強調すると良いです。
強調のやり方は、こちらで解説しています▼
文章にメリハリがない
何度読んでも、いまいち内容が頭に入ってこない文章があります。
その原因は、文章全体にメリハリが欠けているからだといえるでしょう。
メリハリがあるだけで、伝わらない文章を一変させることができます▼
不要な部分は削る
書いたときは違和感がなくても、読み返して見ると不要な表現に気づくことがあります。
こういった部分を発見し、削ることができれば、伝わらない文章から卒業することができるでしょう。
文章の削り方は、こちらで解説しています▼
うまく書けない人の共通点
うまく書けない人の共通点は、すでに確立されています。
伝わらない文章を短期間で改善したいのなら、ぜひチェックすべき項目だといえるでしょう▼
文章がうまく書けない人の共通点【これだけ直せば書けるようになる】
伝わる文章との違い
伝わる文章と伝わらない文章では、大きく異なることがあります。
それは、書き始める前から書く内容を決めているかどうかです。
文章が上手い人は、骨組みをしっかりと考えています。だから、あとは肉付けしていくだけで伝わる文章が完成します。
文章の骨組みと肉付けの関係は、こちらで解説しています▼
もし、伝わる文章を書きたいと思うのなら、そういった文章を読むことも大切です。
どういった意図で文章をまとめているのか、理解することができるからです。
参考となる内容をこちらでまとめています▼
伝わる文章が書けるようになるオススメの書籍
書くスキルUP すぐできる! 伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく! 7つのステップ
伝わる文章が書けるようになりたいのなら、『書くスキルUPすぐできる!伝わる文章の書き方 確実に文章力がつく!7つのステップ』の書籍がオススメです。
基本的な手順が7つのステップに分かれており、流れに沿って文章の書き方を覚えることができます。
伝えるとはどういう文章なのか、何故、今のままだと伝わらないのかを理解することができるでしょう。
まとめ
伝わらない文章とは、独りよがりな文章のことです。
書きたいことだけを書いているため、読み手のことをまったく考えていません。
読みづらい文章を書いたところで、相手に伝わるわけがないのです。
文章を上達させる基本的なトレーニング方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみると良いでしょう▼